うた、詩

yuuhiのポエムなど

  • ユウヒイロノセカイ
  • poem
  • song
  • long

時をまとう影

2025.11.13 00:00

空の色を塗り替えたら時は進むのをやめた君から送られた写真の意味が今になってわかった気がした場所を変えて 姿を変えてやっと逢えても すれ違ってあの100万回生きた猫の物語を君もどこかで読んでいるかな夢なのかもしれないそれでもかまわない君が笑ってそこにいたことそのために生まれてきた星...

余白

2025.11.06 04:00

私にとってそれはあたりまえに存在していた曖昧に形を変えてありもしない空想を描く時間新しい何かが生まれる場所だけどどうしてだろうあなたはいとも簡単にそのすべてを埋めつくしてしまったいいわけなどできないほどのまっすぐなやさしさで

夜明け前の猫

2025.10.28 20:00

少しだけあたたかいキーボードを占拠していつだって君はそうこれからって時にいつもそう意味のない言葉の羅列それが君のイーブンなのあくびして いい気なもんだやっとみつけたって顔して押しても引いても君は動かないそしてまたあくびしてみせたいつまで待てばいいのかな途方に暮れる午前5時

あとがき

2025.10.27 17:35

忘れないよ 忘れないよ 忘れないよ その声 やさしかった手を忘れないよ 初めて君が 名前を呼んでくれた日をずっと 忘れないよ ありがとうも ごめんなさいも言いたくなかった さよならも他愛のない笑い話も 忘れないよ すれ違...

読みかけの朝

2025.10.26 22:00

みつけたんだ 自分だけのほんとの居場所を穏やかな陽だまりだけどそれは夢だったすべてをさらけ出して似合わない服を着て少しずつこぼれて気がついたら何もなかった届かない想いになんか変わりゆく空になんか知らない 興味ないね今日はやけに夕日がキレイだもう振り返らないそれが自分だって気づい...

リフレク

2025.10.19 08:55

歩き疲れてしゃがんだ先に何となくみつけた景色夕風に舞い上がった綿毛も水面に映る泣き出しそうな空もきらきらして好きだったけど今は少しだけ眩しすぎて気づいたらここにいた誰にも君にも見せたくないそんな場所ときどき来ては眺めてる世界でいちばんキレイでいちばん悲しい場所 

今日という日

2025.10.10 01:10

淡く滲む風に吹かれ その色に包まれるたび 君の声が聞こえる いつだって思い出すよ 忘れない 今日という日

秘める

2025.10.09 14:05

私は秘める 気持ちを 私は秘める 言葉を 吸い込まれそうな星空も 悲しい朝に浮かんだ月も 口に出せば 紙に書けば すべて こぼれて 消えそうだから だけど おかしいけれど あなたには 話したくなる&n...

リセットしたくなる夜

2025.08.22 22:30

いつからだろう欲しいものがあっても諦めるようになったのは涙を見せなくなったのは好きなことを隠すようになったのは最後にセーブしたのはいつなんだろう思い出すのはただおさなかったあの日

いとおしき毛玉

2025.08.13 22:15

君とはじめて 出逢った日一目散に こっちに走ってきて私の膝に ちょこんと乗ったしっぽは ウサギみたいに丸くて手でなでるには 小さすぎる身体いとおしき 白と黒の毛玉海沿いの古い町並みと少しまぶしい 潮風に吹かれ君を乗せて 景色は動き出す暗い箱の中から 顔を出した君はじめて映る 何も...

水たまりの空

2025.07.30 22:30

ぼんやり見てた 水たまりの星や月は 儚く揺らめいた触れたらきっと 消えてしまう届きそうで届かない この想い傘を引きずって 雨の中を歩いた何もかも流せたら いいのにないつのまにか 雨があがって見上げた夜空の 星と星を線でつないで 解けた気がした答え合わせさえ できないままにふいに生...

何も手につかない朝

2025.06.05 02:30

君のことを 想うだけで 涙があふれて 何もみえない 捨ててしまった あの手紙の 最後の言葉が 思い出せない

うた、詩

yuuhiのポエムなど

記事一覧

Page Top

Copyright © 2025 うた、詩.

Powered byAmebaOwnd無料でホームページをつくろう