水たまりの空


ぼんやり見てた 水たまりの

星や月は 儚く揺らめいた

触れたらきっと 消えてしまう

届きそうで届かない この想い


傘を引きずって 雨の中を歩いた

何もかも流せたら いいのにな


いつのまにか 雨があがって

見上げた夜空の 星と星を

線でつないで 解けた気がした

答え合わせさえ できないままに


ふいに生まれた あまのじゃくが

君との距離を また遠ざけた

明けてく朝が まぶしすぎて

あの日の思い出さえも 溶けていく


何も手につかない あの日からずっと

季節だけ いたずらに 変わっていく


叶わないんでしょ それでも

出逢ってしまった ふたつの心

線が重なる その一瞬に

気づいても 何も できないままに


水たまりの 星や月に

どれだけ想いを 重ねても

夢でしかない わかってるのに

今日もまた なぜか ぼんやり見てた

うた、詩

yuuhiのポエムなど

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