空の色を塗り替えたら
時は進むのをやめた
君から送られた写真の意味が
今になってわかった気がした
場所を変えて 姿を変えて
やっと逢えても すれ違って
あの100万回生きた猫の物語を
君もどこかで読んでいるかな
夢なのかもしれない
それでもかまわない
君が笑ってそこにいたこと
そのために生まれてきた
星や月が空に溶けて
時はまた進み始めた
光を追うように影も寄り添って
今という時間を知る
思い出して また忘れて
暗い迷路に迷い込んで
このメロディのないあふれる想いが
風に乗って届いているなら
夢なのかもしれない
それでもかまわない
君が笑ってそこにいるなら
それだけで それだけで
君にもらった写真の場所に
淡い色の光が差して
ぎこちなく歌う鳥の声が聞こえる
動き出した影に未来を夢みてた
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