あまのじゃく


伏し目がちに見たその視線の先 

大好きだった名前さえも今は 

心の奥 ずっと ずっと 深くに閉じ込めた 


楽しかったことが 

嬉しかったことが 

鉛色の空みたいに見えた

 

自分の弱さが時に誰かを深く傷つけて 

どうすることもできないまま 

強く目を閉じてひとつだけ願った 

君を忘れられますようにと 


これでよかったんだ

星なんて見えないから 

月がどれだけキレイでも 

今は知りたくもないんだ


あの日空に見たキレイな雲も 

大好きだった歌さえも今は 聞きたくない 

ぎゅっとぎゅっと 耳を塞ぎしゃがみ込んだ 


それでも君の顔や 

やさしかった声が 

いつまでも胸を締めつけて痛い 


自分の弱さが時に誰かを深く傷つけて 

どうすることもできないまま 

強く目を閉じてひとつだけ願った 

君に君に逢えますようにと 


これじゃダメなんだ 

君がおしえてくれた 

どんなに悲しくっても 

あまのじゃくは微笑んだ

うた、詩

yuuhiのポエムなど

0コメント

  • 1000 / 1000