ある春の朝


なくした恋を まだ思ってるの

明日になれば きっと忘れてるよ

煙草を買って いつもの道を

君の声を 思い出さないように 歩いてた


初めから 本気じゃなかったし

君がいなくても 寂しくなんてないし

ひとりの方が 気楽でいいよ

でも なんでだろう

明けてく空が 君を思い出させる


呼びなれた 君の名前を

小さな声でポツリ つぶやいてみた

大好きな君の名前 だけど君はもういない


知らなかったよ 空がこんなにも

悲しくて 寂しいなんて

素直になれずに 言葉にできなかった


春のせいかな こんな気持ちになるのは

君と初めて逢った あの日みたいな朝

思い出しながら歩いてた

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